瑠璃光院 白蓮華堂

8月, 2015年

2015年08月09日

2015年8月9日、新宿瑠璃光院 白蓮華堂にて

盂蘭盆会法要が執り行われました。

 

約60人のご参詣者があり、

たいへん盛大な法要となりました。

 

お経、お名前お読み上げの後の、ご法話では

仏教をわかりやすく伝えるための紙芝居があり、

ご参詣者の皆様が熱心に聞き入っていました。

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2015年08月05日

一年には春夏秋冬、四つの土用の時期があります。

古代中国の五行思想に基づいて、四季にもそれぞれ

もく土金どごんすいを当てはめてみたところ、春=木、夏=火、

秋=金、冬=水で、土が余ってしまいました。

そこで季節の変わり目に約十八日間ずつ、土の季節を

設けることにしました。それが土用です。夏の土用は、

秋のはじまりである立秋の直前の約十八日間です。

 

土用の丑の日に鰻を食べるならわしは、江戸時代に

広まったといわれます。夏にうなぎが売れず困っていた

うなぎ屋が、江戸の学者・平賀源内に相談したところ、

源内は「本日土用の丑の日」と店に貼り紙をするようアドバイス。

この貼り紙のおかげでうなぎ屋は大繁盛。土用の丑の日は

「う」がつく食べ物を食べると夏バテしない、といってお客様が殺到したそうです。

 

年によっては、夏の土用の期間に丑の日が二回あり、

二回目の丑の日を二の丑といいます。ちなみに今年の

二の丑は、本日8月5日です!土用の丑の日にゆったりと

お風呂につかると、病気をしないといいます。今日は鰻を

食べてスタミナをつけ、クーラーで冷えた体をあたためて、

夏の疲れから体をいたわってみてはいかがでしょうか。

連日暑い日が続いておりますので、お気を付けてお越しください。

ご来院、お待ちいたしております。

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2015年08月03日

正信念仏偈


※十二の光

普放無量無辺光(あまねく、無量・無辺光)

無碍無対光炎王(無碍・無対・光炎王)

清浄歓喜智慧光(清浄・歓喜・智慧光)

不断難思無称光(不断・難思・無称光)

超日月光照塵刹(超日月光を放ちて、塵刹を照らす)

一切郡生蒙光照(一切の群生、光照を蒙る)

 

※救いのなりたち

本願名号正定業(本願の名号は正定の業なり)

至心信楽願以因(至心信楽の願を因となす)

成等覚証大涅槃(等覚を成り、大涅槃を証することは)

必至滅度願成就(必至滅度の願成就すればなり)

 

現代語訳

 

念仏を正信する偈(詩)

※十二のひかり

そのみ名は、智慧の光となって、私たちの迷いの闇を破ります。

その光ははかりなく、はてしなく、碍げるものもなく、比べることもできない、威力に満ちた光です。

それは、私の執着を清め、怒りを静め、愚痴を和らげ、人生に喜びを与える光です。

絶えることもなく、私の思いや、ことばさえも及ばない光です。

そして月日の輝きも届かない、私たちの気づかない深い心の闇を照らし出すのです。

まことに、生きとし生けるものすべてが、この光明の恵みを受けるのです。

 

※救いのなりたち

光の恵みによって、南無阿弥陀仏と念仏申す確かな救いの道が明らかになりました。

それは、ただひたすら仏のまことの心に素直にうなずき、

大悲の呼びかけに目覚めることです。

そして目覚めたことの証には、仏の智慧をいただいて、生死の海を乗り越え、

やがて命の終わるその時に、必ず悟りに至る大いなる救いが約束されています。

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