惜しくも1949年に焼失した法隆寺金堂、そこに描かれていた数々の壁画の内、阿弥陀三尊像と普賢菩薩像の模写が安置されています。明治・大正時代に模写されたものと伝えられる4幅です。西方の美術様式を受け継いだ優美な姿をご覧いただけます。 今後この部屋は、ギリシャ、インドのアジャンタ、ガンダーラを起点としたシルクロードのオアシス国家、中国など、各地で花開いた仏教美術の精華を比較鑑賞できるギャラリースペースをめざしています。